趣味は恋愛

メディアの方々が、どこからかこの情報を仕入れ、「そういえば、趣味は恋愛っていうところ、もう少し詳しく教えてください」って、聞かれることが多くなりました。

人事からも露出は控えろとお達しがあったばかりなのに、この話題が日経新聞に載りそうで広報のSちゃんはあせっています。インタビューの間、相当引きながら「汗・汗」って言っていました。ちなみに、インタビューのときの彼女のtypical behaviorは「上目線、上目線」 と私を叱責しながらも、大笑いしてタイプを打ちまくっています。

以前の広報担当の人は、守りの広報で、私が失言すると「すみません。今の石黒の発言ですが、○○のようにしてください!」とビシバシ訂正が入り、自分の存在意義を疑ったものですが、Sちゃんは、営業出身なので、相当楽観主義で、ゆる~い感じで許容度も高く、わたしのままを出させてくれるので、満足しています。その結果、暴走気味でこの趣味が一人歩きしています。

第一、そんな趣味あるわけないですよね。ただ、趣味は何?というご質問に、物事にこだわらない私としてはこれっていう趣味を意識したことないし、そういうと仕事が趣味ですかって言われて、そんなこと絶対ないし、じゃあ、人をエンターテインすることとか、そもそも人が好きなので、「とらばーゆ」からインタビューを受けたときに恋愛かなって言ったら、それが本になって、 デファクトになってしまったみたいです。

そこで、rationalizationを考えてみました。といいますか、Sちゃんも交え、取材の間、ほぼグループディスカッション状態だったのですが、結論としては、まあ、綺麗になるとか、ドキドキ感がいいですね、なんていうのは、IT系としては少々顰蹙なのでやめることにしました。

最近感じることは、やはり、優しくなりますね。

それとビジネス書も読まず、教えてもらうことが嫌いだと公言してはばからない私も、好きな人を見ていると、特に自分と違っている部分を見て、自分を反省することも多くなりますね。

その人に好かれようとすると、その人にだけじゃなく「万人に」いい人になれるのは、やはり、恋愛の効用かと、、。

素直になります。自分が普段出せない部分を出していいんだって思える人に出会うといいのかもしれません。

とはいえ、色んな派生用語が生まれました。

石黒さんって、要するに青田刈りだけってこと?

by maiko

おまえ、そんなこと言っているからボーイフレンドできないんだよ

by shogo

へえ、趣味が恋愛!石黒さんと一緒だ。おまえ、出世するよ

by ネットイヤーの面接官

本が好き

彼の人が、毎週、本を届けてくれる。ずいぶんな読書家なので、一週間に一度、自分の読んだ本の中から私の好きそうな本を5冊・6冊と選んでくれている。私はそれを1冊づつ、通勤のバスに持ち込み読んでいる。至福の時間。

小学生の頃は、名作と呼ばれる古典が多く、高校生の頃からアメリカに行く30歳前半までは朝晩の通勤で文庫本を一冊読み終えて駅のゴミ箱に捨てるという毎日。それでも、自分の履歴書の趣味欄に読書と書くことはなかった。何故かはわからない。なんとなく、外向きでない印象が嫌だったのかもしれない。普通っぽい印象が嫌だったのかもしれない。趣味がない人たちが趣味欄によく読書と書いていたので、それと一緒にされるのが嫌だったのかも(笑)

そんな私が、アメリカに行ってからは本を読まなくなった。それまでの人生の読書分をゼロサムにするように。理由は、勉強や仕事で文字を読み続けていたことだと思う。PCの画面で読まなくてはいけない英語も嫌を助長した。文字が見たくない症候群。自分でも不本意だったがどうしようもない。

日本に帰ってからは、浦島太郎状態だった。本が好きな時代でも、私は本の選択は苦手だった。さらに、しばらく日本の本を離れていたので選択基準が全くわからなくなった。例えば、直木賞をとった人の小説なら安心とか、それなりの基準を設けてみるが、それでも失敗に終わることがある。結局、好きな作家の本を全部読んでしまうと、怖くて新しい作家にいけない。読書不毛の時代から低迷期に。

彼の人を見ていると、読書というものはこれほどのものかと驚かされた。その量、その人生へのインパクト。まったくもって「これ」が好きなのだ、という人に会うと、自分の中途半端さ加減を差っぴいても自信が持てるものだ。私は、本が好き、である。

彼の人が本を選んでくれることで、私の懸念事項は払拭されている。私のことを理解してくれているので、あたりはずれがない。しかも、人が本を選んでくれるということの素晴らしさを体感するのは、彼の人が、推理小説などを貸してくれるときだ。私は、読書に埋もれている頃でも推理小説など読んだことがない。自分の分野ではないと勝手に決めつけている。そういう心の壁をいとも簡単にはずしてくれる。人は一人で生きるより関わることで豊かになると思う瞬間。

本の中では、ずいぶんいい言葉に出会う。不用意な私はそれをどんどん忘れてしまう。もったいないから、時々、メモメモ。ずいぶん前に読んだ気がするけど、時系列的に覚えておかないと。

死んでるみたいに生きたくない

本の帯にも使われていた伊坂幸太郎のグラスホッパーの主題。

私は、自殺屋の鯨が好きだったようです。

元気になるブログの書きはじめ

私は言う 「柔肌の熱き血潮に触れもみで寂しからずや道を説く君」

彼の人は言う 「命短かし恋せよ乙女」

何年か前に、ブログをやらないことで喧々諤々。会社にて。今回も、ブログを始めるにあたって喧々諤々。会社にて。それでも、始めてみようと思ったのに難しい理由があるわけではありません。私に少しばかりのエネルギーがあれば、私と仕事やら家族やら友人やらの関係だけでなく、顔を見たことのない人たちが、少しでも幸せになってくれたり、元気を取り戻してくれる方法があるといいな、そんなことを思って、心にとめていた言葉を書きとめようと思いました。

ということで、とりあえず、恋愛編から始めてみました()